2012年4月21日土曜日

文明への道(前7000-4000年)(3)チャタル・フユク遺跡



 『出典』図説世界文化地理大百科:古代のメソポタミア・43頁
     マイケル・ローフ著・松谷敏雄監訳
     朝倉書店

 『文明への道

 「文明への道

 『(前7000-前4000年)
 「(前7000-前4000年)

 《チャタル・フユク遺跡
 「チャタル・フユク遺跡

 アナトリア高原には

 ハジラル

 スヘルデ

 シャン・ハサンⅢなど多くの遺跡がある。

 これらは年代的にも発展段階としても

 レヴァント地方の無土器新石器遺跡と類似したものである。

 しかしながら、

 チヤタル・フユクに匹敵する遺跡はほかにない。

 この遺跡は桁違いに大きいし、

 しかも保存状態がよい。

 面積は12ha以上で、

 新石器時代文化層は15mの厚さに達する。

 現在のところ、最下層には到達していないが、

 放射性炭素年代測定法によれば、

 14層にわたる生活面は

 おおよそ前6850年から前6300年にわたるもので、

 レヴァント地方の先土器新石器時代B期末頃に相当する。

 ただ、残念なことに他の遺跡と同様、
 
 チャタル・フユクでも最上層部は激しい侵食を受けている。

 言語復原史学会
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 『参照ブログ』
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
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