日本の古代史(日本書紀・古事記等)には謎が多く、特に大化の改新(乙子の変)以前の歴史にはそれが顕著です。 日本の古代の歴史を解明するためには、古事記、日本書紀など日本の古代史料は元より、朝鮮の三国史記・三国遺事&中国の魏書倭人章などとともにインド、メソポタミア、ギリシアなどの古代史料までも遡り、また日本語にはシュメル語、ギリシア語、サンスクリット語、パーリ語、マレー語等が包含され、沖縄語、薩摩語、大隈語、また関西弁、河内弁、東北言葉など多岐多様にわたっていますこれらを基にして言語復原の手法で古代史を解明します。
2012年2月12日日曜日
古代のメソポタミア:序(2)
『出典』図説世界文化地理大百科:古代のメソポタミア10頁
マイケル・ローフ著・松谷敏雄監訳
朝倉書店
《古代のメソポタミア:序(2)》
《古代のメソポタミア:序(2)》
古代のメソポタミア:序(2)
本書を書くにあたって念頭においたのは専門家でない読者の方々にもわかりやすくすることで、
専門用語はできるだけ使わないようこころがけた。
それに,相当議論をよびそうな記述であっても、引用文献をあげないことにした。
巻末に短い文献目録をつけておいたが、それは個々の記述の典拠を示すためというよりは、
もっと知リたい方々のための手引きのつもりである。
用語解説の項には、用語や編年の問題についてつつこんだ情報を盛り込んでおいた。
古代近東の研究はまだ始まったばかりである。
アッシリア宮殿の彫像が発掘され、
バビロニアの楔形文字が初めて解読されてからわずか150年しかたっていない。
年々 、新しい発見がなされ、私たちの知識は増していくし、誤った見方は正されていく。
基礎的な研究はまだまだ足リないし、
現在進行中の調査によって古い見解も変えられていくことだろう。
古代の都市には場所がはっきりとわからないものが多いし、
王朝の国境線にも推定で引いたものが多い。
地図にさまざまな可能性をすべて盛りこむことはできなかったので、
多くの場合、可能性の高いものを選んで示すことにした。
そうした同定がどれくらい信頼性のあるものかわかるようにしたものもあるが、
そうでないものもある。
それに、地形の基本的な要素、たとえば古代の河川の流路やべルシア湾の海岸線などについても、
まだ議論されている段階である。
だから、読者の方々も、本書に示した見解は現段階でのーつの解釈なのだということを
心にとめておいていただきたい。
編集委員のニコラス・ボストゲイト氏には多くの御教示をいただいた。
シンジョン・シンプソン氏は原稿を査読して手を加え、
さらに図の説明や文献目録づくりを手伝ってくださった。
ドミ二ク・コロン、ジョルジナ・へルマン両女史にも御礼申し上げたい。
お二人が専門としておられる円筒印章と象牙細工についてのコラムを書くのに、
大いに御助力いただいた。
ジョン・カーチス、デビッド・ホーキンス、およびジエーン、D バート・キリック夫妻、
ロジャー・モーレイ、トレポー・ワトキンスの各氏にも細かい点で助けていただいた。
アンドロメダ・オックスフオード社の編集部の方々はよい本をつくるために努力を惜しまれなかった。
その見事なお仕事ぶリに対して、御礼申し上げる。
最後に、私の家族スーザン、クリストファー、リチャードが寄せてくれた
愛情と激励に対して、心よリ感謝したい。
マイケル・ローフ
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